■墓地の種類
墓地・霊園は埋葬法などの法律に基づき、勝手に埋葬することができません。墓地には都道府県や市町村が管理する「公営墓地」と、宗教法人や公益法人が経営管理する「民間墓地」とがあります。

■霊園の経営形態による区分表

仏教にこだわらず、また供養に重きを置かないのであれば、忌明けや三回忌などにこだわることもありません。埋葬の期限が決められていない場合には、埋葬や建墓の時期も自由です。
お持ちの墓所に境界石などが設置されていない場合には、早めに外柵や境界石を設置したり、なんらかの墓標を建てておいた方が良いでしょう。

■永代使用料
永代使用料とは、お墓を建てる土地を使用する権利の取得のための費用を言い、墓地の取得時に納入することで、永代にわたって使用することができます。継承者が変わっても名義変更の手続きで引き続き使用できます。
※お墓の改葬（移転撤去）などで墓地を返還しても、永代使用料の払い戻しはされません。また、不動産のように土地を所有するわけではないので、墓所を第三者に貸与したり売却することもできません。

■管理料
管理料とは、使用する区画や墓地内の共有部分を維持・運営管理するための費用です。民間の霊園では、定期的に支払う義務が生じます。
※長期間にわたり管理料を滞納したり、継続者が不在になった場合、永代使用権が取り消されることがあります。
※古い墓地（公営）などで、墓石の設置を義務づけられていない場合でも、管理上区画を明確にする必要があります。役所立ち会いのもと区画出しをし、外柵や境界石の設置をおすすめいたします。