お客様より、「今度納骨するにあたり、カロート(お骨を納める部屋・骨室のこと)内の雑草をなんとか処理できないか」とのご相談を受けました。カロートは基本的に床面が土のため、墓所によってはどうしても雑草が生えて来てしまいます。お客様の墓所も、かなりスギナが生えている状態でした。 手作業で雑草を抜くのが一番簡単な方法ですが、カロート内の深い所は手が届かず、完全に取り除くことはできません。そこで、お客様の「この機会に徹底的に」とのご要望を聞き、思いきってカロート内のリフォームを行うことになりました。 お墓本体を一旦外し、納められていたお骨も一度お預かりします。雑草を綺麗に抜いた後、床面(土の上)に防草シートを敷きます。 お客様の墓所はカロートの壁面がコンクリートの状態になっていましたので、四方に御影石を貼りました。こうすることで防草シートもしっかり固定することができ、より雑草の発生を防ぐ効果があります。 防草シートの上には、カロート内の水はけを良くし、雑草も生えにくくする効果のある材料を敷きました。(レンガを粉上に砕いたようなものです)この上へお骨を安置していく形です。
普段なかなか目にする機会の少ないカロートの中。ご先祖様に安らかに眠って頂くためにも、納骨などの際に気になる点・お気づきの点がありましたら、お気軽にご相談下さい。 Comments are closed.
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January 2021
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