雑草の管理が大変・植木の面倒をみていくのが難しい・全面敷石にしたい などの理由で、墓所の花壇をコンクリートで埋める工事の受注も増えてきています。 植木を傷つけないよう、スコップで丁寧に根元から取り除きました。この後、土を取り除き、コンクリートで埋めて完成です。
お墓に関するお仕事で最も多いのが、亡くなられた方の戒名(法名)を墓碑に刻む、文字彫刻作業です。弊社では主に岩見沢市近辺のお墓で工事を行っていますが、最近では隣町、または更に遠方のお墓の文字彫刻作業のご依頼も多くなってきました。 △勇払郡むかわ町の墓所へも工事に向かいました。今年8月頭に熊が目撃されたようです。
距離や墓所の立地によりご料金が変わる場合がありますが、このような遠方のお墓の工事も承っておりますので、まずはお気軽にご相談下さい。 「実家のお墓が地方にあり、お参りに行くのが大変になってきたので、岩見沢の新しい霊園へお墓を移したい」 とのご依頼を承りました。 お墓は山奥にあり、お参りに行くのもなかなか大変ですが、熊にも注意が必要な場所にありました。 一段ずつ丁寧に石を解体し、一旦工場へ持ち帰ってアク取りなどのクリニックを施します。お骨は一度弊社でお預かりし、大切に保管します。 同時に、新しい墓所へ基礎コンクリートを打ち、お墓を迎える準備をしておきます。 工場で綺麗にした石を組立て、お骨を戻し、完成です。
元の墓所と比べて敷地面積が小さくなったこともあり、外柵もシンプルで広々としたデザインに変更しました。階段がなくなったことで、ご高齢のお客様でもお参りしやすい段差になっています。 このような遠方からのお墓・お骨のお引越しも承っております。 お盆も目前に迫ってきました。 今年施工のお墓も、次々と完成しています。 近年では、できるだけ安価でよりシンプルなデザインのお墓が
好まれる傾向となっています。 (もちろん、伝統的な和型のお墓もまだまだ根強い人気があります。) 特に、外柵にあまり装飾を施さず、 お参りする部分(土間)をより広く取るタイプが多くなっています。 お客様のご希望に沿い、様々な「こうだったらいいな」を 実現できるのも、形の自由なデザイン墓ならではかもしれません。 お客様より「お墓の外柵のメジが開いてしまっている」とのご相談を請けました。 昔ながらの、五輪塔のお墓です。(画像は背面側) 確認すると、確かに一部メジが開いてしまっています。 最近では墓所内を全面敷石にしたり砂利を敷いたりする場合が多いですが、本来はこの墓所のように、土を敷きその上にお墓を建てるのが伝統的な方法でした。 しかし土は水を吸いますし、積雪によって凍ったりすると膨らんでしまいます。膨張した土に押されて、どうしてもメジが開きやすくなってしまうのです。 土を彫ってみると、以前にも補強した跡がありました。これでも土の圧力に押されてしまったということです...。今回はさらに強固な補強が必要になります。 石と基礎を鉄筋で固定。さらにコンクリートを流し込んで、これ以上開かないようにしっかりと補強しました。 土を戻し入れて完成です。お客様のご希望で、造園屋さんにご協力いただき芝も敷きました。青々と美しい墓所に仕上がりました。
このように芝を敷けるのも土の墓所ならではかもしれません。 修繕し、手をかけ、末永く墓所を守っていくことが、ご先祖様の供養にも繋がりますね。 |
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December 2024
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